渡辺代表の日銀のローン債権買取り法案

 みんなの党は、政府が日銀に対し、地域金融機関も含め中小企業のローン債権を買取り要請できる法案を準備している。リスクを日銀が肩代わりすることにより、地域金融機関等の貸し出し余力は高まる。

 同時に、政府・日銀の物価安定目標を共有するアコードも、同法案の中に盛り込む。

11月8日ヨッシー日記

 さて,みんなの党ですが,亀井モラトリアム法案にも似た,中小企業のローン債権を買取り要請できる法案を準備しています.これにより,銀行に現金が供給されるので,当初のモラトリアム法案で懸念された銀行の貸し渋り等とは全く逆の効果を達成することができます.
 もちろんこれによって,ゾンビ企業が生き残るのではないかとか,銀行のモラルハザードについての懸念もあるでしょうが,それだけ需給ギャップが深刻だと判断しているんだと思います.
 さらには,インフレターゲットも法案に盛り込むことになりました.高橋洋一氏の影響もあってか,非常に金融緩和的な政策です.ニコ生やツイッターでも,私は日銀の更なる金融緩和を求めて来たので,この政策については,強く支持します.

 デフレは,投資よりも,現金や預金や国債で持つ方が有利なため,企業や資産家の投資意欲の縮小させ,日本経済の回復もままなりません.このままデフレを放置すれば,中長期の日本経済の成長力も毀損してしまいます.